733年の日蓮大聖人報恩初命日忌初講法要会
★ 末法弘通の大導師高祖日蓮大聖人影現知見照覧 ★
733年の日蓮大聖人報恩初命日忌初講法要会
2014.01.13
「先ず五節供の次第を案ずるに妙法蓮華経の五字の次第の祭なり、正月は妙の一字のまつり天照太神を歳の神とす、三月三日は法の一字のまつりなり辰を以て神とす、五月五日は蓮の一字のまつりなり午を以て神とす、七月七日は華の一字の祭なり申を以て神とす、九月九日は経の一字のまつり戌を以て神とす、此くの如く心得て南無妙法蓮華経と唱へさせ給へ現世安穏後生善処疑なかるべし、法華経の行者をば一切の諸天・不退に守護すべき経文分明なり」 秋元殿御返事
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2014年甲午歳の新春を迎え、謹んで賀詞を言上し心から御悦び申し上げます。
正月には、「明けましておめでとうございます」と言上申し上げることは、年が明け歳徳神さまを迎える祝福の祈りの言葉であります。

宗祖へ御鏡餅を供えています
福徳を司る諸天善神へ感謝の心を捧げ、心から歳神さまをお迎えしたことを喜び分かち合う祝日であり、私たちの生活の中に、日本の暦の一つで「五つの節句」とゆう伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日で、人日「七草」・上巳「桃の節句」・端午「端午の節句」・七夕「七夕祭り」・重陽「菊の節句」)があり、それぞれ季節の節目に身のけがれや邪気を祓う大切な行事であります。

お題目で式衆を迎えています
日蓮大聖人さまが、「五節供の次第を案ずるに、妙法蓮華経の五字の次第の祭りなり。正月は「妙」の一字の祭り、三月三日は「法」の一字の祭り、五月五日は「蓮」の一字の祭り、七月七日は「華」の一字の祭り、九月九日は「経」の一字の祭りであると垂示されます。

宗祖ご報恩初講会の式衆
正月は妙の一字のまつりと五節供の次第が、妙法蓮華経の五字の次第の祭りであることを明示されているように、圓頓寺の聖徒として正月の祈りを言上する意義は大変深く、祖師も「正月をもてなす人は徳もまさり人にも愛せられ候なり」と云われています。

法話を聴聞する聖徒のみなさん

村雲婦人会による供膳奉納

写経修行のみなさん
御本尊さまや日蓮大聖人さまを淳善の地へお迎え(もてなす)して歓喜して頂くため、當山では正月13日、日蓮宗の開祖日蓮大聖人さまの初御命日忌の第733年遠忌のご報恩「初講法要」が、満堂の聖徒の参詣者の見守るなか五名の式衆で法要が営まれ、妙蓮寺の堀尾大悟師の講演があり、式では、日蓮大聖人さまにご報恩のお膳を供える「献膳の儀」や「写経の儀」など聖徒の代表によってつとめられた。
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受付の様子 皆様を迎えるお題目旗と本堂 宗祖へご奉納できた本膳



伝導講師の堀尾師 焼香する住職 団扇太鼓でおまいり



住職の年頭挨拶 院首のあいさつ 筆頭総代の言葉

本膳を頂く参詣者の皆さん
最後に、2014年の「初講ご報恩法要」を終え、甲午歳こそは、魂の入れ替えの出発点として檀信徒護持会会員の皆さんはじめ、世界中の人々が心の安らぎと平和な社会であるようお祈り申し上げます。 合掌
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