常明山の38年目の「寒修行」体感記
★ 常明山の38年目の「寒修行」体験記 ★
2013.01.28

寒修行参加のみなさん

寒修行出立を祈る住職

山鹿市役所通りを行脚
大寒(だいかん)は二十四節気のひとつ、小寒から数えて15日後とされており、小寒から大寒までの15日間と大寒から立春までの15日間の合計30日間を「寒の内」といわれるなか、全国の日蓮宗の寺院等では「寒行」で水行や滝に打たれるなどの求菩薩道の増進修練を行う耐寒修行の様々な行事が行われています。

ご浄財を頂く

出迎えする聖徒の皆さん

到着を祈る住職
日蓮宗圓頓寺で体験修行を呼びかけて、今年で38年目を迎える、恒例の「寒修行会」が、大寒の入りの1月20日から28日の鬼子母神さまの御縁日までの9日間、毎夜7時から8時半かけての団扇太鼓をたたき唱題行脚の寒行の体験修行が行われ、延200名の聖徒が参加されました。

月例信行会参加の様子

寒修行成満の祈祷をうける
また、凍える寒風の街角で、お題目を唱え合掌する人や門口でご浄財を奉げる人などに、常明山でご祈願をした有難い「寒行札」が授与され、団扇太鼓を叩き「南無妙法蓮華経」と高らかに唱題し、辻から辻を行脚しながら、団扇太鼓の音が山鹿温泉の街に響きます。



寒修行開始の本堂 圓頓寺通りを行脚 豊前街道の九日町をゆく



山鹿温泉「桜湯」広場をまわる 「桜湯」周辺を 信号をまつ
また、山鹿市では、市長選と市議選のダブル選挙を迎え、山鹿温泉街では選挙カーを走らせ支持を訴えるなか、9日間の寒修行も28日の信行会の納会で終わります、大寒がすぎると節分になり立春です。もうすぐ待ち遠しかった春です。



国指定「八千代座」をまわる 山門前に到着 本堂前に到着の聖徒



寒修行成満のおつとめ 雨天時は本堂で修行 雨天時では大太鼓の修行
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寒修行体験修行ご参加の皆さんご苦労様でした。
※ 詳細は「体験入門コース」をご覧ください。
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