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日蓮大聖人報恩初命日忌初講法要会

★ 731年の日蓮大聖人報恩初命日忌初講法要会 ★    2012.01.13

春始三日種々の物法華経御宝前に捧候畢。花は開て果となり、月は出て必ずみち、燈は油をさせば光を増し、草木は雨ふればさかう、人は善根をなせば必ずさかう。其上元三の御志元一にも超へ、十字の餅満月の如し。事々又々可申候。

                                 「上野殿御返事」


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お題目旗が迎える本堂

お題目旗が迎える本堂

参詣者でうまる本堂

参詣者でうまる本堂

除夜の鐘、年頭祝祷会と穏やかな日々がつづくなか、2012年壬辰歳の新春を迎え、正月13日、日蓮宗の開祖日蓮大聖人さまの初御命日忌の第731回のご報恩「初講法要」が、満堂の聖徒の参詣者の見守るなか七名の式衆で法要が営まれ、妙行寺の桑田尊弘師の講演があり、式では、日蓮大聖人さまに供える「献膳の儀」や「写経の儀」など聖徒の代表によってつとめられた。

法話をつとめる講師

聞法のつどいの桑田尊弘講師

大太鼓で唱えるお題目

大太鼓で唱えるお題目

日蓮大聖人さまは、新年について、上野殿へ宛てられた御書に「春始三日、種々の物法華経御宝前に捧げ、人は、陰陽の善根功徳をなせば必ずさかえ、陰徳あれば陽報ありと、新春を迎え慶賀申し上げられています。

受付のみなさん    荘厳された供物    唱題行の皆さん

受付の様子              荘厳された本堂     唱題行のみなさん

写経修行の役員    供膳供養のようす    団扇太鼓で唱題行

写経修行の役員           供膳供養の様子           団扇太鼓で唱える

祖師が新春の心構えを説かれていますように、本年も、ご教意を体しながら人々を救う、一代の肝心たる「南無妙法蓮華経」を弘める地涌の菩薩衆として、異体同心し安穏な社会づくりを目指さなければなりません。

また、日蓮大聖人御生誕八百年慶讃に向かって、宗祖の立正安国の祖願を掲げて世界平和と圓頓寺の興隆を願い、陰陽の善根功徳をなし、真の「安心の決定」をもたらす運動に邁進したいと、参詣されたみなさんは新たな悦びの想いに体感した聖日でした。

初講法要を勤める式衆    祈願回向の導師    本膳おときを頂く
                    
初講法要をつとめる式衆      祈願回向の導師           本膳供養の様子


★ 壬辰歳の「初講報恩法要」を終えたことに感謝しています。

「春始三日種々の物法華経御宝前に捧候畢 花は開て果となり 月は出て必ずみち 燈は油をさせば光を増し 草木は雨ふればさかう 人は善根をなせば必ずさかう」と、宗祖のご遺訓に出会った「ありがたさ」をかみしめて、正月こそ、新たなる人生の道を求めて、陰陽の徳を積み精進する決意です。また、人々が心の安らぎと平和な社会であるようお祈り申し上げます。 ★ 


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体験修行のご案内

圓頓寺信行会主催で「寒修行会」が、本年度は、大寒の入りの1月21日から28日の月例信行会(鬼子母神月例祭)まで、その期間中毎夜7時から行われます。

提灯の灯りが先頭に、頭陀袋をかけた信者等が渡す寒行のお札は「お題目を唱えるものの福は計り知れず、修行の功徳は甚だ多い」といわれ、圓頓寺の「寒修行」は、「行脚修行(あんぎゃしゅぎょう)」を中心に、20才から80才の老若男女の方々で行われています。

「心」を洗い「魂」を清らかにすることが出来る、圓頓寺恒例の寒修行会が上記の通り行ないます。宗派を超えて「体験修行」をしてみませんか。
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