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第9回日蓮宗熊本県城北地区「輪番信行会」開催

日蓮宗熊本県城北地区「輪番信行会」に参加 2008.11.22

日蓮大聖人の御遺徳をお慕いする報恩行として、宗門が提唱する、日蓮宗宗門運動「立正安国とお題目結縁運動」がスタートし、日蓮宗熊本県宗務所管区において、いよいよ推進するための運動が企画されています。

11日20日(木)今日は、輪番信行会に参加する日で、山鹿市は、-1℃で昨日よりの寒波襲来で早朝より冷え込む厳しい1日です。

山鹿市から、325号線を20分ほど行くと菊池温泉に着き、菊池公園の紅葉を眺めながら、坂道を菊池水源に向か途中から右折し、熊本県菊池市平野地区にある「興福寺」に着きました。
このお寺は、鬼子母神様やボケ封じの観音様でも有名で団体でお参りがあるそうです。

菊池市の興福寺 ボケ封じの観音様

13時より、日蓮宗熊本県城北組寺主催の「第9回輪番信行会」が、菊池市の「興福寺」に於いて「荒尾・玉名地区、山鹿・菊池・植木地区」の教師18名とご信者75余名の参加で催されました。

特に、熊本県城北組寺18の寺院と檀信徒一丸となって、「お題目結縁運動」に参加して、立正平和世界の顕現と教宣拡張の誓いを新たにするための会です。

信行会の法要① 信行会参加の圓頓寺の信者

式では、修法師による「世界立正平和祈願」の祈祷と組寺の教師出仕で「報恩法要」が奉修され、宗祖への御報恩に僧俗一体で真を行じることが出来ました。

圓頓寺のご信者、7名が「菩薩道を求める」集まりに加わり、お釈迦様から日蓮聖人様へと委ねられたお題目の歴史を辿り、今に生きる私たちへと受継がれた「お題目」を弘めようと、また、多くの先師やご先祖の信仰の灯火を絶やさず継承して行こうと、皆さんは受けとめていました。

このたびの、信行会で体験体感した悦びを、これからは、「お題目結縁運動」の結縁の主旨を実践していく事が、私たちが出来る務めと受止め「お題目の灯」を一人でも多くの方へ伝えなければならないと、圓頓寺のご信者の参加者は新たに誓いをたてていました
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時季を間違えた「つくしんぼう」

元寇園教会別院での花
時季を間違えた「つくしんぼう」  2008.11.18
国立公園志賀島内に、六千坪の境内地を望めば、元寇の役で戦没水難の霊位を供養する五重大法塔が右奥に祀られている「元寇園教会別院」の入り口は急な坂道です。
6000坪の境内地 玉葱1(1)


参道を登りつめると、右側には300坪の整備した花壇があり、晩秋の菊の花が見ごろで沢山咲いています。
左側に900坪の畑があり、12日早朝より、信行会の菩薩行を志す6人のご信者が参加して、2000本の玉葱と赤玉葱300本、早生玉葱200本の苗を植え付けし終えて一休みしました。

つくし① つくし②

境内の南側の花壇の片隅に、暦では立冬の時節なのになんと10-15cm程度の青い茶色をした「つくしんぼう」がスギナの間から3本4本出ているのに驚きました。
春に薄茶色で、「袴(はかま)」と呼ばれる茶色で輪状に発芽するのに時季を間違えたのでしょうか?

ホトトギスの花

ホトトギスの花            2008.11.14 圓頓寺境内にて

うちのお母さんは、生花が大好きでいつもお花を生けています。
僕が住むハウスの裏庭や、ベランダの木陰の横に、「ホトトギス」が変わった形の花で咲いています。
ホトトギス①

日本には、ホトトギスの仲間が10数種あるそうで、この花びらをよく見ると班紋がホトトギスの胸毛の班紋に似ているから名づけられたといっています。
僕のハウスの裏庭で、半日陰に咲くこの花は冬には茎が枯れてなくなります。
春から草丈が70cmほど成長して葉が濃い緑で花の紫もいくらか濃くて、不思議な雰囲気をもった花です。
お母さんが、ホトトギスの花は、ひかえめな姿であまり目立たない花だけど、会館の茶室の床柱に茶花として一輪だけ挿しました。
ホトトギス②

よく眺めると、マメ噴水を噴き上げたような形も愛嬌があっておもしろい姿をしている花です。
太郎

芋堀に参加して

里芋ほりに参加して        2008.11.11 鹿央町にて

11月11日、圓頓寺の信行会の有志の皆さんが親睦を深めようと、鹿央町地区寺総代の原さんの畑で、芋掘り会に参加しました。
芋ほりといえば、サツマイモ(からいも)を連想するでしょう?
紹介するのは「里芋ほり」です。
大きく育った里芋

この時季に行なっている楽しみの行事で今年は9名の参加でした。
今から収穫します

はじめての方がいますので、サトイモ作りの苦労話や掘る鍬の入れ方など教わりました。
さて、いよいよ、大きな声で気合を入れてヨイショ!ヨイショ!
鍬を打ちこみ堀上げて見れば、大きな茎の下の親芋の周りに子芋の周りに孫芋の小芋が7個8個ほど付いています。
葉の付いた大きな茎の元をにぎりって、腰を入れ込み、手の平で小芋を親芋生から外します。
たくさんの赤芋があり白芋がありで、大きな芋、細長い芋、形のおもしろい芋など種類も様々でたくさん収穫できました。
この日は、大地の力や大地の恵と歓びをいただき、皆さんの笑顔が輝き童子童女に返ったようでした。
笑顔で収穫

12月8日の荒神祭法要の参詣の方々へ「おとき」供養がとても楽しみです。
引き続き、岩原山の麓にあるこんもりした栗林に、榎木の台樹には波打つように育った「平茸」や「椎茸」狩りを体験しました。
波打つ平茸  平茸の恵

原さんの平茸は、きれいな水と空気の中で育つ、最上品として栽培されている。
収穫した平茸は形が揃っており、厚さが均一で食べると淡泊な味わいでしこしことした歯ざわりがあります。
今日は、鍋物にしてみょうかと笑顔で皆さんが言って散開いたしました。
原総代さんありがとうございました。

そぼくな黄色い花「ツワブキ」

そぼくな黄色い花「ツワブキ」   2008.11.10 圓頓寺境内にて

いつも、お父さんは庭の草花を育てて楽しんでいます。
僕が住むハウスの裏庭から、お兄ちゃんと散歩に行く途中に、お寺の築山の庭で、黄色く素朴な「ツワブキの花」がひっそりと咲いています。

ツワブキ2 ツワブキ1

お兄ちゃんが眺めて、少し紅葉し始めた「もみじ」の周りで、その素朴さが愛らしく見えるそうで、太郎と同じだよと言ってくれました。
僕の家には、年中たくさんの花が咲いているので、明日は、福岡のお友達がみえるから、お母さんが、玄関とリビングに黄色い花を飾っています。
お庭の片隅を黄色に彩る「ツワブキの花」など、四季のお花を通じて、僕のお寺では訪れる人の目を楽しましています。
太郎

元寇園教会のシャクナゲ「石楠花」の花

元寇園教会別院での花

シャクナゲ「石楠花」  2008.11.8

深まりゆく秋、志賀島の「元寇園教会別院」へ参りました。
別院の玄関横には、半間四方の石組みのつくばいがあり清水が溢れています。
その奥から水面に映る、枝頂部に花をぐるっと球状につけ、八重咲きで白に淡い紫色の花と、

石楠花白①  石楠花白②

薄紫に濃赤色の花をした6株のシャクナゲには、花弁の内側に薄い紫色の斑点があります。
石楠花②  石楠花①

ご信者さんと神秘的な花を暫く眺めて一時を過しました。
葉は輪生で光沢のある細長い葉を持つ常緑低高木です。
普通のシャクナゲは、春に咲くようですが、夏からこの時季に咲くのでとても珍しい花です。
正式な名前は分かりませんが、ネモトシャクナゲの品種と思います。

御会式桜の開花

御会式桜の開花    2008.11.05 圓頓寺山門・本玄関にて

日蓮聖人がご入滅になった池上では、10月13日の前夜、季節はずれの桜の花が開いたと伝えられ、大聖人の報恩供養の儀式「御会式」にちなみ、この名が付けられたといわれ、御会式桜のその名をいただいた桜は、各地のお寺で見られるようです。
小生も三十数年前、「君が代」の国歌発祥の地で有名な横浜市の妙香寺での学僧時に、東京池上の日蓮大聖人ご入滅の霊場「大坊本行寺」のこの桜に出会いました。それ以来の想いがあり、3年前に庫裡新築のおり、山門と会館玄関前に、10月中旬から冬越しして咲く桜の品種「御会式桜」を2本植樹しました。
それから毎年、御会式桜が紅葉とともに咲いてくれます。
今年は10月下旬から、まだまだこれからという感じではありますが、小さくて可愛いく咲いています。
花は八重咲きで、高貴な雰囲気があり、花びらの色は白色系淡紅色でとても珍しい花だと思います。(同じ頃に咲く「冬桜」は一重咲きの花です)

御会式桜①

宗祖は、上野尼御前御返事に人間には桜の花、此等はめでたき花と表現され、桜は、日本人に特別の意味を持つ花でしょう。
生活に自然に入りこみ愛されてきた日本の国花とも言われ、人々の魂を象徴する「花」にまでなったように見えます。
桜の花を通して、開花の歓び、散りゆく花、ものの哀れを感じ、私にとって自然に対する限りない思い、その心(念)を体感する時でもあります。
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